アトピーと漢方
アトピーを含むアレルギーで悩んでいる人は、年々多くなっています。自分にアトピーの症状が無くても、子供の肌にアトピーがあり辛い思いをされている人もたくさんいます。最近では、松居一代さんが、息子さんのアトピーを漢方で治療して改善したことで、アトピーと漢方について注目が集まっています。松居一代さんは中国の病院にかかり、漢方を利用していたということで、息子さんのアトピーが改善されてから他のアトピーで悩んでいる人たちのために漢方をアトピー症状の改善に取り入れるためのツアーなどを行っているそうです。しかし、アトピーで悩んでいるすべての人が松居一代さんのように北京まで行くことはできませんし、松居一代さんのツアーに参加できるとも限りません。出来れば自分の日常生活の中で体調の変化にあわせて、漢方をアトピーの治療に取り入れることができたら、と思います。私も何軒もの皮膚科を渡り歩いた経験がありますが、アトピーの症状にあわせて漢方をとりいれた薬を調合してくれたり、生活スタイルのアドバイスをしてくれる所にめぐり合い、少しずつ改善していきました。なぜ、アトピーの症状を漢方を使って改善することができるのか、どんな人のアトピーにも効くのか、アトピーに効く漢方に副作用はないのか、などアトピーと漢方についての疑問もたくさんあると思います。アトピー症状を改善するためにも、アトピーと漢方について調べてみましょう。
アトピーと漢方の治療では、漢方のアトピーに対する考え方を知っておく必要があります。漢方を含む東洋医学では、人間の身体を「遺伝」「体質」「体調」に分けて考えています。アトピーにこれを当てはめてみると、アレルギーの資質は「遺伝」や「体質」として持っている状態で、肌が荒れやすい・かぶれやすい・乾燥しやすい・風邪をひきやすい、などがあります。表に表れてくるアトピーの症状は、「体調」の乱れと考えられ、現れる症状のタイプによって異なった治療を行い、アトピーや体調の変化によって、どのような体質であるか、どういうものに反応しているか、そういった機能に乱れがあるかをみて「体質」のアトピーと漢方の治療を行います。
アトピー漢方薬
食事に気をつけたらこれからは漢方薬による根本療法です。
漢方薬は体内の冷えを改善させる処方を中心にします。
体内の冷えは毒素の吸収と排泄、自然治癒力と非常に強い関わりがあります。
特に消化器系統の冷えが強いと、毒素の吸収を防ぐ事ができなくなり、体内毒素は蓄積されてしまいます。
蓄積された毒素は、ある程度排泄は行なわれますが、やはり体内の冷えがあると解毒排泄能力も弱く、完全に排泄させるまでに至りません。
ですから、漢方薬は内面の冷えを改善させる処方を中心に、冷えが起こす気、血、津液(水)のアンバランスを改善させるように適宜調整します。
これをすると、自然治癒力が発揮され、皮膚表面は一時的に症状が激しくなる事がありますが、解毒、排泄をしている事を忘れずに、根本療法をしている事をよく自覚してください。
また、半身浴も非常に有効な根本療法になりますので、漢方療法と併用して行なってください。
半身浴は内面を温め、解毒、排泄機能を強化します。
漢方療法と同じ事を自分自身で行なえますので、是非実行してください。
このように、内面を温め、解毒作用を強め、自然治癒力が十分に発揮されれば、アトピーは完治できると言えます。
アトピーをしっかりと治すには、自然治癒力を十分に発揮できるようにする根本療法が必要です。

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